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不登校タイプ別の考え方Mindset by type

完全不登校の場合

不登校は家庭内だけで解決できるのでしょうか?
完全に引きこもっている場合の『完全不登校』についての考え方についてお伝えします。

家からも出ず、完全に引きこもってしまっている場合は、友達や第三者など、社会の接点が全く無い状態です。
自分からは外に出なくても放課後や休日になると友達が家に来て遊んだりする子もいます。

お母様としては、放課後にお友達が来てくれて遊んでいる間は安心かもしれませんが、いつまでもお友達が来てくれるかはわかりません。
小さいうちはお友達も何で学校行ってないのかな?程度で、あまりわからないでいますが、だんだん年齢も大きくなってくると皆それぞれ、塾や外遊びなど予定が出てきます。
そして学校に行ってない子どもは学校に行ってる友だちとだんだん話題が噛み合わなくなってくることもあります。
それは当然な流れで哀しいことです。

お母様は今まで、このままではいけない、何とか、学校へ行かせよう、外へ行かせよう、としてきたことと思います。
このままでは、何のきっかけも生まれず惰性で一日が過ぎていくのを待つ毎日が続き気持ちばかり焦ります。
また、子どもが家にいる生活が当たり前の日常になってしまい焦る気持ちというのはなくなり諦めの心境になってしまっている状態かもしれません。

ある日突然、『小学生が明日から学校行くから!』という事になり、そこから何の問題もなく継続登校できるようになるとは考えにくいと思います。
高校生、大学生ならある程度大人になっているので突然行くというのもあり得るかもしれません。
それにしても、継続登校となると難しいと思います。

残念なことにお子様に明日は行く!行きたい!そういう気持ちがあっても朝になると実際には行けないのが現実です。
玄関の前で立ち止まってしまうということもよく聞きます。
実際に私も復学支援をしていて、前日の夜は、行く気があっても当日の朝になると、行きたく無いと言う子も見てきました。

小さいうちはまだよいです。
高学年や、中学生になってくると、家にこもっていることでだんだんイライラして、お母様や家族(主に妹や弱い立場にいる兄弟)や壁に当るようになってきます。
ここから家庭内暴力へ発展していくこともあります。
もちろん暴力を振るう子どもを肯定することはできませんが、子どもが悪いわけではなく、社会との接点がなく引きこもる環境が、そうさせている一つの原因です。

子どもは子どもらしく。一日も早く学校へ、社会へ戻してあげたいです。
そのお手伝いができればと思います。

母子登校の場合

『母子登校』とは母親が一緒にいないと学校まで行くことができない、給食を食べられない、教室に入れない、授業が受けられない状態のことを言います。

不登校に比べると、家に引きこもっているわけでもないし学校にも母親が一緒ならば行けているのだから、という理由であまり社会的にも問題視されていない傾向にあります。
しかし、母子登校のお子さんのことで悩まれている親御さんにとっては、実際、家庭内の状態や母親にかかる負担のことを考えると母子登校状態は不登校状態と比べても悩みは決して少なくはありません。

お母さんによってはお勤めされている方もいらっしゃいます。
母子登校のケースだと、朝から子どもに付き添って学校まで行かなければならないため、職場に迷惑をかけることもあります。

主婦の方も決して暇ではありません。
毎日、給食の時間だけ学校へ行き、子ども用の机といすに座って、昼食を笑顔で食べられるお母さんがいるでしょうか。
不登校より母子登校のほうが、手間がかからず楽だとは言い切れません。
家庭内対応においても、学校へ母親と一緒でなくてはいけない子は、何事にも母親を頼ります。
トイレに行く時も、お風呂に入る時も。
母子依存が強いということが考えられます。

本来、子どもがある程度自立していく段階にあるにもかかわらず、親からの発信を続けていると、子は母親に依存してしまう傾向があります。
このような子は、多少のストレスに対して、自分で向き合わず、母親を頼ります。
母親もまた、常に正解を出してしまったり、失敗する前に助けてしまったりする対応をしてしまっています。
お留守番を頼もうとする時も、裸足で外まで出てきて泣きながらお母さんを追いかけてきます。
お母さんの生活は常に子どもを中心に回るようになります。

これが幼稚園の子であればよいかもしれません。
しかし、小2、小3になってもこの状態が続くと、親の不安は子どもの将来にまで向けられます。
学校は少なからずストレスであふれています。
子どもの性格傾向によって、人混みの中にいるだけでストレスを感じることもありますし、授業中にわからなかったり、忘れ物をしたりしてもストレスを感じます。
そのようなストレスに対して、親の支えがないと乗り越えることができません。
そして学校が『怖い』と感じます。

まずは、家庭内での対応を、お子さんの性格に合った対応に変えていき、子どもに自立心を育むための対応を行います。
解決すべき問題が子どもや学校など、環境ではなく、お子さんの性格に合った対応をし、お子さんが自立できるような対応をしていくことが大切です。

五月雨登校の場合

お子様が行き渋りや五月雨登校している場合、やはり一番心配になるのが新学年、新学期に登校できるのか?だと思います。
無事に登校できたとして新しい環境に馴染めるのか、仲の良かったお友だちと離れても新しく友人関係を築けるのか、担任の先生は大丈夫なのかしら?と次から次へ不安要素が出てきます。

大人でも新しい環境に入るときには不安なものですね。
子どもの性格により新しい環境が苦手なお子様もいます。特に不登校している子どもには多くいます。
そうであっても、少々の不安もありながらも登校して大丈夫と思える子どもの性格にする、という考え方です。
母親の家庭内の対応次第で、新しい環境が不安という気持ちが子どもから消えてきます。

そんな事、できるの?と思われたお母様。
家庭教育で改善できます。
それは多くの体験談を読んでいただいてわかると思いますが、子どもが同じ子どもと思えないほど変わってくるのです。

家庭教育の中でのお母様の子どもに対する対応と考え方を変える。
学校に行けるための具体的な対応策で(他の指導機関で変わらなかったお子様でも対応策があります)
子どもが学校に行ける子どもに変わり登校できるようになっています。

イベント・行事のみ参加する場合

不登校のお子さんの中には、新学年や新しい中学校の入学式は参加するけれどもその後は欠席してしまうお子さんも多いです。
友だちとは出掛けられる、行事の時は登校できる場合は少しだけ友達や社会との接点がある状態です。
友だちとは楽しく過ごせるのなら学校へ行っても友だち関係は大丈夫なように思います。
不思議な事に、何かイベントがあるときは登校できる子どもがいるのです。

たとえば、遠足や運動会、クリスマス会、修学旅行、入学式、卒業式など。(これをイベント屋といいます)
こんな時は、行ってなかった学校に問題なく登校できることもあるのだから、何で休んでしまうんだろう??と思ってしまいます。
私も、子どもたちと関わって、不思議思います。
修学旅行の話を楽しそうに話してくれたり、入学式は参加したりするけれども、その後は学校へは行けない子どもたちも多くいたからです。
一旦、輪に入るとお友だちとも仲良くふざけたり話したりして楽しそうです。

お母様としては、明日にでもまた続けて学校に行けるような気がしてくると思います。
ただいつまでもたっても、普段の授業がある学校に朝から時間通り起きてきて学校に行く気配は感じられません。
何だか楽しそうなイベントがある時は行ける。。。
これは甘えからくる性格もあるように思います。
楽しい時だけ参加する。
社会に出れば楽しいことも、大変なこともある。
社会に出れば楽しいことだけ、自分のやりたいことだけこなせばよいというわけではありません。

お子さんの性格に合わせた対応法や声かけをして行くことが大切ですし、普段の学校生活や嫌なこと、苦手なことにもチャレンジして行くことが大切です。

子どもは子どもらしく。
一日も早く学校へ、社会へ戻してあげたいです。
そのお手伝いができればと思います。

別室登校の場合

最近は、フリースクールや適応指導教室、特別支援学級、ホームエデュケーションなど、勉強できる場所は学校に行かなくても沢山あります。
学校に行かなくても、自分の人生にとって役に立つ勉強をすることはできます。
その方が学校へ行くことよりも重要なことかもしれません。
重度の精神疾患のある子や、ネグレクトなど家庭に問題のある子も学校にこだわらず、生きるための居場所が必要だと思います。

しかし、現状は不登校になっている子が全員このような問題があるかといえば、そうでない子も見受けられます。
・年齢相応の自立がなされていないことで学校生活に不適応を起こしてしまう。
・クラス内での自分の立ち位置がうまく取れず、孤立してしまう。
・宿題や学校の授業がわからないことで学校が嫌になる。
など、このような子ども本人の性格傾向や、ソーシャルスキルが年齢相応のレベルに達していないことによって、学校に不適応を起こし学校を休んでしまう子たちが見受けられます。

そのような子どもに、学校とは違う場所を与えても、同じような問題をその場所で起こしてしまうことが考えられます。
そうすると、どこの場所でも居場所がなくなり、場所を変えていかざるを得なくなります。
そして、本人の場所がなくなり、社会復帰することがより困難になってしまうことが考えられます。

子どもたちの場所作りも大切かもしれませんが、まずは、性格傾向の変容や、社会に最低限適応できるレベルのソーシャルスキルを身につける必要があります。
そして、とても大切なことが、そのような子どもたちの中に『学校という場所に戻れるなら戻りたい』と思っている子も少なくないということです。
居場所がないのではなく、性格傾向の問題や、ソーシャルスキルが足らなかったというだけで、学校の中には居場所があり、戻れる場所があるからです。

私も復学支援を通して、多くの子どもが『学校に生きたいけど、どうしたらいいかわからない』という声を聞いてきました。
私は、子どもたちの想いや、学校に戻りたいという子どもたちのために、これからも支援活動を続けて生きたいと思っています。

別室登校や、保健室登校の支援については完全不登校よりも復学に時間がかかります。
その理由については、事前カウンセリングでお伝えしますが、もし、別室に通っているお子さんが他にもいた場合に「何であの子は別室で許されるのに自分はクラスへ戻らないといけないのか?」という思いが湧いてくる可能性もあるためです。

そのため、一旦完全不登校にしてからクラスへ戻します。
このやり方は、親御さんからすれば、せっかく学校へ通っているのになぜ?という思いがあるかと思いますが、確実に再登校し、継続登校するために私たちはそのように指導しています。

別室登校は、完全不登校のお子さんよりも、時間は少しかかりますが、確実に復学、継続登校できるようにサポートいたします。

家庭内暴力がある場合

気に入らない事や自分の思い通りにならないことがあると(これだけが理由ではありませんが)暴れたり、暴力を振るってしまうお子さんがいます。
これは社会の接点がどう、という以前の頭を抱えてしまう深刻な問題です。

暴力は中~高学年の男の子に多くみられます。
刃物を隠しておくなど、具体的な対策も必要になります。
小学生とはいえ、高学年の男子は身体つきも大きくなり腕力ではお母様では負けてしまいます。
中には、暴力が怖くてお母様が子どもの奴隷のように言いなりになり、ビクビクしたり、子どもに対して腫物に触るように接している、そうせざるを得ないご家庭もあります。

このような対応をされますと、子どもが益々イライラして暴力に出るという悪循環に陥るので注意が必要です。
こうなると、もう家庭内だけ解決するのは難しいように思います。
身内ではない第三者が入り、適切な方法、対策で1日も早く解決していかれた方がよいと思います。
子どもに対する母親の対応を、お子さんの性格に合わせて変える事により、まずは子どもを落ち着かせて、暴力を振るわないようにしなければなりません。

暴力を振るう子どもも辛いのです。
本人も、もういっぱい、いっぱいなのです。
ただのイライラや、親や周りが言う通りにしてくれない、などの理由の時、他、いろいろありますが、子どもが暴力に出るその前にお母様がお子様に何か話しかけている事(きっかけ)があったりするはずです。
子どもがどのポイントでキレてしまうのか。
そこにもヒントがあるかもしれません。

指導が入りますと、会話ノートを書いていただき、言動を一つ一つ細かくみていき、問題点を見出しそこから対策をお伝えしていきます。
ただ、そんな悠長な事も言ってられませんので、先に一刻も早く子どもが暴力を振るわないでいられる心境になる対策や、暴力を振った時の対策を合わせてお伝えしていきます。

指導通りに対応していくと、ほとんどの場合、そんなに時間はかからず、お子様が落ち着いてきます。
まずは暴力のない普通の平和な生活を送れる子どもにして行くことが、本人に取っても大切です。
お子様にも暴力を振るってしまう何か理由があるのです。
それは、お母様には言えない学校内での対人関係であったり、お母様のお子様に対する対応に・・・であったりなのかもしれません。

今までと同じ対応をしていては、自然に暴力がなくなる事はないのでは?
もし暴力が少なくなる事があっても長い時間を要します。
間違った方法で暴力だけを抑えますと、自分の事は誰もわかってくれない。と心を閉ざしたりますます暴れたくなったり

子どもは子どもらしく。一日も早く学校へ、社会へ戻してあげたいです。
そのきっかけ作り、お手伝いができればと思います。

発達障害と疑われている​、診断されている場合

不登校になってから、お子さんが大声で暴れたり、朝起きれなくなったり、お風呂に入らなかったり、当たり前のことができなくなったりします。
これらは本当に発達障害なのでしょうか。

子どもが発達障害(の疑い・グレーゾーンも含む)と病院などで言われたり、その様な理由で、不登校になったと考えられるお母様がいらっしゃいます。
最近では、ちょっとしたことでも過敏に担任の先生からお子さんは発達障害ではないでしょうか?と病院に行くように勧められたり、すぐに特別支援教室に行くように促されたりします。
でも、本当に病気なのでしょうか?

ほとんどの場合は、違うように思います。
なぜなら・・・、日常の親御さんの対応をお子さんの性格に合わせて変えていくことで、子どもは問題行動を起こすことがなくなり、友人関係も上手くいき、意欲を持って元気に普通に朝から学校に通っているから、です。
それは、別人の様に、です。

不登校になっている状態で、本人も精神的に不安定な中、お母さんやお父さんが良かれと思って学校へ促したり、叱ったり、学校の先生に来てもらったり、、、、本人には相当なプレッシャーです。
本人も『行きたいけど行けない』のです。

この葛藤が長い間続くと、イライラして物に当たったり、奇声を発したりする子もいます。
また、真面目な子であるほど、現実逃避をしようとして、昼夜逆転してきます。
本人も不安な中、このようになるのは当たり前です。

しかし、このような状態で病院にいくと、発達障害、起立性調節障害、適応障害など、障害名がついてしまいます。
発達障害などの病名をつけ、不登校を正当化して学校は行かなくても良いところ、学校に行けなくても仕方がない、と、していないでしょうか。
グレーゾーンということは、あくまでもグレーであり本当の発達障害なのかは疑問なところです。

メディアでも多く取り上げられているようですが、確かに敏感だったり不登校になる子どもというのは、何かしら当てはまってしまいます。
私が活動してきた中でも、発達障害と言われた子もいます。
しかし、敏感や繊細で不登校や問題行動を起こしてしまう子どもへの母親の対応を学んで、日々お子さんの性格に合わせて変えていくことで変わってきます。

これからどの様にしたらこの子を学校に戻すことができ、子どもが学校生活を楽しめるようになるのか、そちらに焦点をおくことが大切です。
子どもにとっても小学生・中学生の限りある時間、こちらの指導では最善、最短の方法で解決しています。

*発達障害の害をひらがなに変更、また字を変えている市や記事がありますが、ここではそのままの文字を使いました。